宝林廟のブログ記事
2013 12/12 15:51
風は冷たいものの、日差しのある今日、ブログ用に何か撮るものはないだろうか、とカメラを持って外に出ました。本堂正面の向拝(ごはい)前に屋根からの雨水を受ける、奇妙な面相をした天水桶が左右に一対設置されています。頭から二つの耳?が伸びて、あぐらをかいて合掌している姿です。一見、何か動物を形取ったもののように見えますが、動物ではありません。...
2013 12/08 23:23
西音寺の行事で最も大切で、しかも準備も大変な法要が毎年、この時期に勤められる「報恩講」です。本年も6日から8日までの三日間勤められ、今日無事終わって安心しました。宗祖・親鸞聖人のご法事に相当する「報恩講」は浄土真宗の寺院では毎年かならず営まれますが、その時期は宗派、寺院によってそれぞれ異なります。 真宗十派のうち、浄土真宗本願寺派と真...
2013 12/04 22:04
今日は多少、寒いものの穏やかなお天気でしたから宝林廟境内地を散策しました。参道口から上がって行くと、まず皇帝ダリアが薄紫色の花を咲かせていました。すでにあたりに花びらが散っていましたから、もう花も終わりに近づいているようです。途中に植えられているアジサイの葉はかなり茶色くなり、サクラの木々はすっかり葉が落ちて丸裸になっていました。昨年...
2013 12/02 14:57
先日も寺の裏山のモミジの紅葉を載せました。今日の紅葉は目立たない庫裡の後ろ側にひっそりとある1本のモミジです。かなり樹齢は経っていると思われるこのモミジは日当たりの悪いところにあるせいか、毎年の落葉が他のモミジと比べて少し遅いですが、真っ赤に染まる色づきは毎年の期待を裏切りません。今年も色鮮やかに紅葉しました。モミジといえば、良寛の辞...
2013 11/30 23:38
今日は「歎異抄に学ぶ会」の本年最後の勉強会がありました。4年前に武蔵野大学学院長の田中教照先生に講師をお願いして始まった学ぶ会は、寺の住職、若院、坊守、ご門徒さんなど15名前後の皆さんが毎回、出席されています。年齢も30過ぎの青年から80代の年配者まで幅広い層の方々が参加されています。 親鸞聖人の直弟子の唯円房が著したといわれる『歎異...
2013 11/28 17:44
今日、西音寺の納骨堂に遠い異国のイギリスから親子お二人がお墓参りに来られました。その方は原本光子(Mitsuko Haramoto Simpson)さんと英国航空(British Airways)に勤務されている、お子さんのリチャード・シンプソン(Richard Simpson)さんのお二人です。原本さんは北九州市門司で生まれたが、幼...
2013 11/26 17:58
ここ最近は全国各地の紅葉の名所がテレビなどで伝えられています。先日、納骨堂前の紅葉を紹介しました。その紅葉はすでに大半が落葉してしまいましたが、他にも何本かモミジの木があるうち、毎年あでやかな紅葉に変化するモミジが寺の裏山にあります。紅葉するのは赤い色素(アントシアニン)が葉の中で作られるからだそうですが、今日は朝日に照り映えたその美...
2013 11/25 22:14
11月22日から2泊3日で坊守が台湾へ旅行しました。ふだんは寺や保育園の仕事で明け暮れていますので、ちょっと息抜きに親しい知人のいる台湾へひとり旅をしました。この知人の方は台湾の圓光寺という仏教寺院に付属する仏学研究所の教務長の釋性一法師と職員の釋悟寧法師のお二人で、お二人ともこれまで二回、西音寺に来られて滞在されていますので坊守とも...
2013 11/20 22:33
美祢西組の初めての試みである研修旅行が1泊2日の日程で18日(月)~19日(火)に行われました。西組総代会と鑚仰会が主催したこの旅行は大分県の四日市と別府にある本願寺派の二つの別院を参拝して、他県の別院の歴史と現状を学ぶとともに、西組の僧侶や門信徒相互の親睦をはかることが主な目的です。組内各寺から60名の参加者があり、バス2台で美祢を...
2013 11/16 23:22
11月も中旬になると、寺の境内や裏山で木の葉が赤や黄に色づいて来ました。当地は北海道、東北地方と樹木の種類がちがうため、全山が紅葉、黄葉に染まることはありませんが、それでも美しい「モミジ」の紅葉は目を引きます。同じモミジでも生えている場所のせいか、葉の色づき具合が異なっています。いま納骨堂前のモミジが紅葉真っ盛りです。これから順次、紅...