宝林廟のブログ記事
2023 07/15 12:16
6月30日から7月1日にかけての豪雨によって当地区は多大な被害を受けたことは以前に述べました。寺の境内地に今から53年前の1970年(昭和45年)に建立されたコンクリート製の古い納骨堂があります。納骨堂のすぐそばは山が迫っており、県の急傾斜地に指定されています。そのため山崩れ対策として50年以上前に擁壁が築かれ、その上には太い鉄骨の支...
2023 07/11 22:59
6月30日夜から7月1日未明にかけての集中豪雨で麦川川が氾濫し、麦川町地区が大きな被害を受けました。中でも私たちの麦川町上地区は家屋のほとんどが床上浸水し、これまでにない大きな被害を受けました。被災後、高齢者ばかりが住んでいる当地区には連日多数のボランティアの皆様が災害援助に入っていただき、地区住民は大変感謝しております。 さて、被災...
2023 06/19 20:45
宝林廟の境内地には、梅雨時の今ごろは開花した種々のアジサイ(紫陽花)を眺めると、うっとうしい天気を晴らすかのように、気分を爽やかにしてくれます。ただ、宝林廟は周囲を山に囲まれた小高い場所にあるため、一年中鹿が出てきて食害が絶えません。特にアジサイは鹿の好物のようで、毎年食害を被って困っていました。 その対策に町内の方がアジサイの周辺に...
2023 05/27 21:41
私たちの町内に何十年という長い年月にわたって、サツキの盆栽を育てている愛好家の方がいらしゃいます。毎年、今の時期に花が満開になると、普段は自宅の裏庭で育てている数十鉢のサツキ盆栽の中から選び出して、自宅脇のガレージに並べ、道行く人たちが自由に鑑賞できるように展示されています。 しかし、ここ3年余りのコロナ禍のあいだはその盆栽をガレージ...
2023 05/12 22:22
宝林廟の後ろ側には山からの流水をせき止める堰堤が築かれています。堰堤の奥側には、遠い昔に田や畑が作られていたと聞いている狭い土地が広がっています。現在は荒れ果てたままで、田や畑があったような痕跡は見られません。その荒れ地に昨年の3月下旬にシャクヤクの苗を植えました。 そのシャクヤクは次のような由来があります。3年前の令和2年の冬の終わ...
2023 04/28 20:31
わが寺の本堂と庫裏との間に、小さな中庭があります。その庭に多年草のラン科のエビネがいま秘めやかに花を咲かせています。エビネもいろんな種類があるようですが、中でも鮮やかな黄色の花を咲かせるキエビネが最も目立つ花なので、遠くからでも開花がわかりました。中庭に入って見ると、他のエビネもみな開花していたので、それらを写真を撮りました。
2023 04/27 22:05
宝林廟境内地の堰堤から流れ出る水路のそばに常緑多年草のシャガが群生している所があります。今ちょうど花が咲き乱れて、白い花と緑の葉のコントラストが鮮やかな時期です。シャガの群生
2023 04/04 22:27
宝林廟の境内地に毎年、少しずつ桜の木を植栽し、とりわけ枝垂れ桜を増やすようにしています。昨年の4月、いつも苗木をお世話いただく田主丸(久留米市)の造園業者さんから3本の枝垂れ桜の若木を購入しました。そのうち2本はこれまで植えたなかで最も気に入っている「八重紅枝垂れ(やえべにしだれ)」で、もう1本は初めて植えた「雨情枝垂れ(うじょうしだ...
2023 03/29 20:11
今日の『朝日新聞』(西部本社版)第1面に「無縁遺骨全国に6万柱」という見出しの記事が掲載されていたので、以下に紹介します。 総務省の初めての全国調査によれば、引き取り人のいない約6万の「無縁遺骨」のうち、身元がわからないのが約6千柱で、残りは身元が判明している、それらの無縁遺骨は市町村のキャビネット、倉庫、納骨堂などに保管されていると...